昭和から平成、そして令和と、長い年月で人々に親しまれている駄菓子、「うまい棒」。
2022年4月に価格改定があるまでは、1本10円という価格で販売されており、安くておいしいお菓子として愛されています。
そんなうまい棒に、1本10万円の商品が販売されるとのニュースを聞いて驚かれた方も多いのではないでしょうか。
10万円のうまい棒とは?どこで売ってる?
安くておいしい庶民の味方のお菓子に、1本10万円(税別)の商品が登場!とのニュースが飛び込んできました。
1本10万!?
— 白河なつめ (@nyan_nyan_me01) March 6, 2025
どんなお味なんだろ
うまい 棒 好きだから
気になるけど絶対手に入らないから
感想待とう🥺 pic.twitter.com/KxMiafSZka
一本10万のうまい棒 なんだこれ凄い気になる
— 久保田圭介 (@jA2c0VYEr4KU5cT) March 6, 2025
もし仮にもお金があれば買いたいかもしれない
きっとうまい棒一本に10万だったら
1人で叙々苑に行って焼肉を食べた方がいい気がするが
それでも興味を引くものがある
仮に買ったと想定してだ
後々になってなんでこれ買ったんだろうってなりそう#うまい棒 pic.twitter.com/IqKvZezFhr
「うまい棒」といえば、「1本10円」というイメージ。
2022年以降価格改定がありましたが、2025年3月時点では1本15円で販売されています。
本記事では、1本10万円のうまい棒の中身や味、どこで買えるのかなどについて調査してまとめました!
【10万円のうまい棒】どこで買える?中身は何味?販売期間・店舗まとめ!
1本10万円のうまい棒とは?
1本10万円のうまい棒とは、現代美術家の松山智一さんと、うまい棒を販売している「やおきん」が共同開発し制作された「アート作品」です。

美術品として鑑賞することを前提に、開封できない透明のアクリルボックスに収納して販売されます。
松山さんは「広く親しまれた商品にアートという概念を用いて新たな価値を創出できるか」を社会に問いたいとしています。
「好きな味に自分の個性を重ねるなど誰もが知る共通言語となったうまい棒の物語を、化石のように閉じ込めたい」と狙いを語る。引用:Yahoo!ニュース

む、難しい…!
販売している店舗
▼10万円のうまい棒を購入できる場所はこちらです。
麻布台ヒルズギャラリー(麻布台ヒルズガーデンプラザA MB階)
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5丁目8−1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階
TEL:03-6402-5460
松山智一さんの個展が開催される麻布台ヒルズギャラリーの、個展内の売店にて販売されます。
うまい棒を購入するには、個展のチケット(3歳以下は無料)を購入し、個展に入場のうえ売店へ行く必要があります。



限定50本!
販売期間・時間
10万円のうまい棒は、2025年3月8日(土)10:00から販売開始されます。
松山智一さんの個展内での販売となるため、個展の開かれている時間の販売となります。
個展FIRST LUST
【開催期間】2025年3月8日(土)~2025年5月11日(日)※期間中は閉館日無し
【時間】月・火・水・木・日/10:00~18:00(最終入館17:30)
金・土・祝前日/10:00~19:00(最終入館18:30)
中身・味
「げんだいびじゅつ味」と表記されている10万円のうまい棒ですが、中身は「普通のうまい棒」とのこと。
高級食材や高級な素材を使用しているというわけではありません。
壁にバナナを貼り付けたアート作品が約9億6000万円で落札されたニュースを彷彿とさせますね。


中身は「普通のうまい棒」と言っても、うまい棒にはいろいろな味があります。
【レギュラーのフレーバー】
・とんかつソース味
・サラミ味
・やさいサラダ味
・チーズ味
・テリヤキバーガー味
・めんたい味
・チョコレート味
・たこ焼き味
・コーンポタージュ味
・なっとう味
・エビマヨネーズ味
・牛タン塩味
・シュガーラスク味
・やきとり味
・のり塩味
・プレミアムうまい棒明太子味
・プレミアムうまい棒モッツアレラ&カマンベール味
・プレミアムうまい棒わさびソースの和風ステーキ味



「普通のうまい棒」の味はこの中のどれ…?
どのコンビニ・スーパーなどでも見かけるのは「やさいサラダ味」「めんたい味」「たこ焼き味」「チーズ味」「コーンポタージュ味」あたりではないでしょうか。
うまい棒を販売している「やおきん」のホームページで売り上げランキングを確認したところ、1位は「コーンポタージュ味」とのこと。(2025年3月時点)
そのため1本10万円のうまい棒の味は、最も人気のある「コーンポタージュ味」ではないかと、個人的に予想しています。
制作者の松山智一さんとは?他の作品は?
1本10万円のうまい棒を制作されたのは、ニューヨークを拠点に活動する現代美術家の松山智一さんです。


プロフィール
本名:松山智一
生年月日:1976年4月30日
出身:岐阜県高山市
出身校:桑沢デザイン研究所夜間部ビジュアルデザイン科
上智大学経済学部
ニューヨーク私立美術大学院プラット・インスティテュートコミュニケーションズ・デザイン科
少年時代はアメリカで過ごされたという松山さん。
桑沢デザイン研究所夜間部ビジュアルデザイン科、上智大学経済学部卒業後、再びアメリカへ。
これまでに日本、ニューヨーク、ワシントンD.C.、サンフランシスコ、ロサンゼルス等の全米主要都市、ドバイ、香港、台北、ルクセンブルク等、世界各地のギャラリー、美術館、大学施設等にて 個展・展覧会を多数開催。


世界各国の美術館をはじめ、マイクロソフトコレクション、北米トヨタ自動車、ナイキ・ジャパン、リーバイ・ストラウスジャパン、JR東日本/LUMINE、ドバイの王室コレクション、Bank of Sharjahコレクション、オーストラリアのPt.Leo彫刻庭園などに、多数の作品が所蔵されているそう。
2013年4月には、ハーバード大学からの招待を受けてアーティストプレゼンテーションを実施するなど、凄い経歴を持つ人物です。
そしてなんと、松山智一さんのお兄さんは、「ミステリと言う勿れ」などを手掛けた映画監督、松山博昭さんとのこと。





凄い兄弟…!
松山智一さんは、現在ニューヨーク・ブルックリンにスタジオを構え、そこを拠点に活動をされています。
今回1本10万円のうまい棒のパッケージに印刷された線画は、松山智一さんが描かれており、開封できない透明のアクリルボックスに収納して販売されます。
▲楽天やAmazonでは松山智一さんの作品集も多数販売されています。
他にどのような作品があるのか気になる方は、是非チェックしてみて下さい!
まとめ
「1本10万円のうまい棒」という衝撃的なワード。
高級食材や高級な素材のパッケージというわけではなく、現代アート作品としての値段設定であることが分かりました。
限定50個ということですが、どれくらいで完売するのか楽しみです!
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